イベント
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頂相ー祖師たちの絵姿(相国寺承天閣美術館)
達磨を初祖に仰ぐ禅の教えは師から弟子へ連綿と受け嗣がれ、今にその法脈が受け嗣がれています。
相国寺は、夢窓疎石(むそうそせき)を勧請開山に仰ぎます。その教え、つまり法は鎌倉時代に日本へやってきた無学祖元(むがくそげん)から日本僧、高峰顕日(こうほうけんにち) へ伝えられ、夢窓疎石に嗣がれたものです。
法が嗣がれたその象徴として、師の絵姿や袈裟が弟子に渡されます。
その絵姿を頂相といいます。頂相は法を嗣いだ証であるだけではなく、師の回忌法要の際にもかかげられます。夢窓疎石の遺徳を仰ぐ開山忌、第二世の春屋妙葩(しゅんおくみょうは)の普明忌などは、今も相国寺の重要な仏教行事として厳修されています。
本展覧会では、法脈を今に伝える頂相を数多く初公開いたします。
相国寺本山と、相国寺の塔頭それぞれに育まれた禅僧の営みを、ご覧ください。
■開催日時
1期:2024年3月17日(日)~5月12日(日)
2期:2024年5月26日(日)~7月21日(日)
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■場所
相国寺承天閣美術館
■休館日
2024年5月13日(月)~5月25日(土)
■料金
一般:800円、65歳以上・大学生:600円、中高生:300円、小学生:200円
※一般の方に限り、20名様以上は団体割引で各700円
■アクセス
阪急京都線・烏丸駅より地下鉄に乗換え烏丸線「今出川」駅下車、徒歩8分
■WEBサイト
https://www.shokoku-ji.jp/museum/