イベント

　「新教育」とは、狭義には子ども自身の行動や生活、関心、そして気持ちを重視した教育の取組のことを言い、日本では大正期、さらには戦後以降に追究が本格化した、注目すべき教育実践と捉えられます。そして実は京都市は、この新教育の歴史においても、重要な位置を占める場所であり、その結果京都市では、新教育に関する多様な実践の数々が、数多くの教師たちの手で蓄積されていくことになりました。しかしこうした京都市の教育史の大切な一面は、これまでにも、十分に調査・研究が進められてきたとは、決して言えないのが現状です。
　この企画展は、そんな注目すべき教育実践の歴史と、その歴史をめぐる教師たちのドラマ、つまり「京都市における新教育の軌跡」を辿る展覧会です。
　なお、本展覧会では、第29回NIE全国大会京都大会の開催を記念して、京都のNIEの歴史に関連する史料や、NIEと新教育の関連を示す注目すべき史料などを展示するコーナーも設置します。

■開催日時
2024年6月22日（土）～9月16日（月・祝）
午前9時～午後5時（入館は閉館時間の30分前まで）

■休館日
毎週水曜日（祝日の場合は翌平日）、12月28日～1月4日

■場所
京都市学校歴史博物館　1階 第2展示室・3階 第3展示室

■料金
大人：400円、小・中・高生：150円
（20人以上の団体は、大人：320円、小・中・高生：120円）
※上記の入館料で常設展示と企画展示をご覧いただけます。
※京都市内の小・中学生は土・日曜日入館無料
※その他の各種割引はこちら

■アクセス
阪急京都線・京都河原町駅下車、徒歩約10分

■WEB サイト
http://kyo-gakurehaku.jp/exhibition/R6/060622/index.html