2024年01月
安全
AIによる踏切異常検知システムの構築を目的とした実証実験の開始について
AIにより踏切監視カメラ画像を解析することで踏切内の異常を検知し、列車や指令所に異常を知らせるシステムの構築を目的として実証実験を行います。
現在、当社では踏切の支障物を自動的に検知するため、自動車の通行可能な踏切全てに「踏切障害物検知装置」を、全踏切に「踏切非常通報装置(非常押しボタン)」を設置しています。踏切内に取り残された場合、自動車に関しては、障害物検知装置が自動的に検知しますが、人や車いす、自転車などに関しては、誰かが踏切非常通報装置のボタン押下することで接近する列車の運転士へ踏切内に支障物があることを知らせることになります。
そこで、人や車いす、自転車などを自動的に検知するため、AIによる踏切異常検知システムの構築を目的として、2024年2月より伊丹線「市兵衛踏切」において、実証実験を開始します。
AI画像により物体を検知している様子(イメージ)
AIによる踏切異常検知システム(イメージ)
(参考)
障害物検知装置については、自動車の検知に限定された既存の「線検知式」から、人や車いすなども検知できる可能性のある「空間検知式」への更新を計画しています。
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