2024年08月
快適
淀川左岸線(都市計画道路)との立体交差工事について
道路トンネルの構築と既設鉄道橋の撤去を実施しました
阪急電鉄では中津~十三駅間の淀川左岸線・淀川南岸線(都市計画道路)との立体交差箇所にて道路トンネルの構築と、既設鉄道橋を撤去する工事を行っています。
このたび、淀川左岸線の道路トンネルは昨年構築が完了し、今年7月に鉄道橋撤去工事が完了しました。このうち、神戸線・宝塚線のトラス橋(三角形部材で構成される鋼製桁)の撤去工事は、鉄道を営業しながら夜間作業にて徐々に分割撤去するという全国的にも前例のない難工事でしたが、安全な工事方法について検討を重ねた結果、約5カ月かけて無事に完遂しました。
淀川左岸線 工事着手前
淀川左岸線 2024年7月現在
なお、淀川左岸線は2025年の大阪・関西万博へのアクセスルートとして暫定利用される予定で、今回構築した道路トンネルを万博会場行きのバスが走行することになります。
今後も鉄道の安全運行を確保した上で、淀川左岸線に隣接する淀川南岸線の道路トンネル構築等の工事を着実に進めてまいります。