〈A.環境負荷低減〉環境マネジメントシステム
都市交通事業本部長を委員長とする環境推進委員会を設置し、独自の環境マネジメントシステムを構築しています。また、正雀工場では環境マネジメントシステム(ISO14001)を取得しています。
都市交通事業本部におけるEMS
阪急阪神ホールディングスグループでは、社長を委員長とする環境委員会を設置し、環境保全活動に取り組んでいます。
当本部でも、本部長を委員長とする本部環境推進委員会を設置し、環境に関するPDCAサイクルをまわす独自の環境マネジメントシステムを導入しています。
その中で、鉄道の運行に係わる使用電力量の「見える化」を行うなど、適正なエネルギー消費量に努めるよう検討しています。
正雀工場における環境マネジメントシステム
正雀工場における環境マネジメントシステムは、2001年3月16日付で環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得しています。この環境マネジメントシステムは、当社のみならず阪急電鉄グループを中心とした協力会社3社と共にひとつのシステムを構築し、運用していることが特徴で、共通の環境理念・環境方針のもと継続的な改善に努めています。
事業所内協力会社
- アルナ車両株式会社
- 株式会社関西交通工業社
- 興國車輌株式会社
正雀工場における主な取り組み
・車体外板塗装剥離装置の導入
鉄道車両の外板を補修するには、事前に車体外板の塗装をはがす必要があります。正雀工場では、この車体外板塗装剥離作業に「超高圧水を用いた塗装剥離装置」を導入しています。この装置は、複数のノズルから超高圧で工業用水を噴射するロータリージェットガン(細部の剥離にはハンドガン)を用いて車体の外板塗装を剥離するもので、従来の有機溶剤を含んだ剥離剤を用いる場合に比べ、環境への負荷を飛躍的に軽減することができます。