創遊事業本部の環境への取り組み
宝塚大劇場で使用する電力を実質的に100%再生可能エネルギー由来の電力に切り替え
2024年7月より、関西電力が提供する「オフサイトコーポレートPPA」※1を活用し、専用の太陽光発電所で発電される電力を使用しています。阪急阪神ホールディングスグループとして初めての取組みで、「オフサイトコーポレートPPA」で賄うことのできない電力については、CO₂フリーの電気料金メニュー「再エネECOプラン」※2を活用します。これにより年間約4,600トン(約2,600世帯分)のCO2排出量の削減を見込んでいます。
※1 オフサイトコーポレートPPAについて
電力の需要家が、需要地から離れた場所(オフサイト)にある再生可能エネルギー電源の発電事業者と、小売電力事業者を介して供給する、長期・固定価 格での電力供給契約。PPAは、「Power Purchase Agreement」(電力供給契約)の略。
※2 再エネECOプランについて
関西電力が提供する非化石証書(再生可能エネルギー由来)の持つ環境価値を付加したCO2フリーの電気料金メニュー。

宝塚大劇場の照明をLED器具に更新
宝塚大劇場では、ロビー、ホワイエなどに設置している照明器具(シャンデリアやブラケット)にLED電球を採用しています。このLED電球は、電球がもつ輝きを再現したもので、シャンデリアの豪華さを損なうことなく、きらびやかな空間を演出しています。
また、店舗や通路、宝塚歌劇団の稽古場や事務所等の館内照明全般について、LED器具に更新しており、照度センサーや人感センサー等を組み合わせる事で、消費電力の削減に努めています。
宝塚歌劇の魅力の一つである華やかな舞台演出照明についても、一部照明にLED器具を採用しており、宝塚大劇場においては、今後とも照明のLED化を進めていきます。

宝塚大劇場のガスに「カーボンニュートラルな都市ガス」を導入
2023年8月より「カーボンニュートラルな都市ガス」を導入しています。これは、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生するCO2などの温室効果ガスをクレジットで相殺した「カーボンニュートラルLNG」を活用する都市ガスで、これにより年間約1,300トン(一般家庭の約1,300世帯分)のCO2排出量の削減を見込んでいます。
宝塚大劇場・宝塚バウホールのトイレ器具を節水型に更新
宝塚大劇場・宝塚バウホールでは、お客様が快適に利用できるようトイレのリニューアルを行いました。トイレ器具を節水型に更新することで、大幅な節水効果が得られております。
