車両図鑑
2000系
2000系は、2300系と同様に「安心と快適、そして環境に配慮した新しい阪急スタイル」をコンセプトとし、伝統のマルーンカラーの車体、木目調の化粧板、ゴールデンオリーブ色の座席など、「阪急電車」のイメージを継承した神戸線、宝塚線の通勤車両です。
バリアフリー設備の充実と、インバータ式空調装置、空気清浄機、防犯カメラを設備し、より安全かつ快適な車内空間を提供します。加えて、最新の高効率な半導体素子を用いた制御装置を採用することにより、既存車両と比較して消費電力量を約60%削減しています。また、宝塚線の川西能勢口から能勢電鉄 妙見線・日生線へ乗り入れる特急“日生エクスプレス”として運用可能な仕様としています。
特記事項
座席
お客様が利用しやすいように、座席の間仕切全てに縦手すりを設置し、座席端部の大型仕切板は急ブレーキ時のお客様と車内設備およびお客様同士の衝突被害を軽減します。また、袖仕切板の下部を木目調とし、上半分を大きくガラス製とすることで開放感が感じられるデザインとしています。

優先座席
女性や高齢者が利用しやすいように吊り手の高さを低くし、優先座席部のシートの色に合わせて、吊り革の色をマゼンタ色とすることで、混雑時にも一般座席との違いを分かりやすくしました。

車両諸元
車両形式 | 2000系 |
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運用線区 | 神戸線、宝塚線 |
製造初年 | 2025年2月 |
定員(座席定員) | 128(49) |
最大寸法 長さ×幅×高さ | 19,000×2,770×4,095(mm) |
車体材質 | アルミ |
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台車 | FS-579 |
主電動機 | 190kW |
空気ブレーキ方式 | 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ |
電気ブレーキ方式 | 回生ブレーキ |
- 代表的な形式や数値を記載しています。
- 運用線区については、現在運用している線区だけでなく、運用可能な線区についても記載しています。
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