車両図鑑
8000系
8000系は、阪急創立80周年を記念して開発された車両で、1989年1月1日から宝塚線で営業を開始しました。
2000系以降受け継がれてきた正面形状のデザインを一新した、阪急で初めての額縁タイプの車両です。運転台両側の妻窓ガラスを屋根部まで拡大し、また中央の妻開戸ガラスも従前より下部に拡大し、前照灯までを含めた大型のステンレス幌わくを取り付けた新しいイメージの車両です。
側窓を上下に50mm拡大し眺望を良くしたほか、空気式のパワーウインドウを採用。パワーウインドウは窓横のスイッチで個別に開閉操作ができるほか、運転台から一斉操作ができるようになっています。
2019年から、8000系のリニューアル工事を施工しており、車内内装更新工事や最新の設備機器の導入などを行っています。
特記事項
前面形状
1993年に建造した8033号車以降は、前面形状を額縁構造から後退角を付けた前面形状としています。また、正面の車両番号の取り付け位置を、妻開戸から車掌台側妻窓下部へ移設。1997年に建造した8040号車からは両側の妻窓ガラスも従前より下部に拡大し、車両番号を正面妻窓ガラス内側に取り付け、電照式としています。
車両諸元
車両形式 | 8000系 |
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運用線区 | 神戸線、宝塚線 |
製造初年 | 1988年12月 |
定員(座席定員) | 142(54) |
最大寸法 長さ×幅×高さ | 19,000×2,750×4,095(mm) |
車体材質 | アルミ |
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台車 | FS-369A SS-139A |
主電動機 | 170kW×4 190kW×4 |
空気ブレーキ方式 | HRDA-1 |
電気ブレーキ方式 | 回生ブレーキ |
- 代表的な形式や数値を記載しています。
- 運用線区については、現在運用している線区だけでなく、運用可能な線区についても記載しています。
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